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B氏
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リンバス・サルベージLSリーダーに加え、裏LSのリーダー代行。
FFの出来事を書いたり、気になった事の考察をしたりと、その時気が向いた事を書き連ねます。 ブログ内検索カテゴリー最新記事(06/17)
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B氏の気まぐれFF11日記+1FF11関連ブログ。FC2から移行しました。リンクフリーPAGE | 522 521 520 519 518 517 516 514 513 512 511 | ADMIN | WRITE 2007.08.08 Wed 13:47:39 リトバス2周目FFについてはちょっと中断中。と言っても金策とかメリポを中断してるだけで、定期的な活動はやってますよ。
リトバスを一通りクリアし、いくつか残しておいた個別シナリオのセーブポイントを使ってエンディングもすぐ見れるようにはしてあるのですが、伏線回収や、まだ通った事の無い選択肢の結果を見るためには最初からやり直したほうがいいってことで、改めて開始。 極力コントロールキー(強制スキップ)も使わないようにしつつ、ミニゲームも含めて進める事に。 今回の感想はネタばれ思いっきりアリで行くので、知りたくない人は読まないのが望ましいでしょう。 (折りたたんだ上で少し行を下げておきます。) とりあえず、Refrainシナリオ。
あとで個別のシナリオを全部読んだ後でもう一度読みたかったので、わざとRefrainの終盤にとったセーブからしかやり直していないけど、2周目になると選択肢が追加されます。 この選択肢でエピローグが変わります。個人的には1周目のエンディングのほうが好みですね。 まぁそれ以前に、この作品で本来あるべき結末は、二人だけが残された世界で生きる事を決意して終わる事、すなわち「よくない」の選択肢を選んだ結末だとは思いますけどね。 (とは言え、物語はハッピーエンドでと言う気持ちも同様にあるので、大団円を迎えるのは好きです。両方の選択肢をつけたのは正解だと思います。) NewGameを選択し、共通ルートから開始でバトルもバッティング練習も全部ON。基本的にはスキップはなしで進めました。 ここでは100回連続で謙吾の望まない選択肢を選ぶともらえるアイテムの確認とか、バトルランキングの隠しキャラの斉藤を倒したり、筋肉エンド(ニコニコ動画でも一時、ランキングに載るくらい話題になった。)を見たり、 謎の生物を倒したりと言った感じで、なかなか飽きさせない工夫が随所に感じられますね。 個別エンディングを迎えるたびに理樹と鈴の初期ステータスが強化されていく理由も考えてみると細かいところ良く作ってあるなぁ、と思います。 と言うわけで共通ルートは概ね良い意味でバカな楽しさで展開される内容を中心に楽しみました。 ちょっと戻って、オープニングの話。 気がついている人はきっととっくに気がついているんだろうけど、オープニングムービーの最後の集合写真、謙吾はリトルバスターズのジャケットは羽織っていません。 ゲーム内で撮影された集合写真ではリトルバスターズのジャケットを羽織っています。 こういった点で手落ちが発生している事は考えにくいので、恐らくオープニングの写真が現実世界で撮られた1枚で、恐らくは謙吾は初プレイ時には野球には加わらないの同様に、現実世界ではリトルバスターズの構成員でありながらも剣道の道に縛られ野球に参加していなかったのでしょう。ゲーム中に撮影される集合写真は、その記憶を元に再度撮られたバスターズメンバー(特に謙吾)の望んだ理想の1つだったのでしょう。 さて、共通ルートをあらかた終えてしまったら、次に小鞠シナリオを再度進める事にしました。 重要な伏線はいくつもありました。 1周目では、一番最初に読んだシナリオで世界観も理解出来ていなかったので、こういった伏線は怪しいとは感じながらも敢えて考えないでスルーしていましたが、改めて読んでみるといきなりネタばれしすぎなんじゃないかと思うくらいでてる。 一応、前提として虚構世界を構築している各メンバーについては、無意識か意思があるのかはともかく、理樹と鈴を強くする事がこの虚構世界の持つ意味である事を理解している事と考えておきます。 この点はrefrainで真人や謙吾などが虚構である事を理解した上で演じている描写が見られることから、他のメンバーも意識しているはず。と言っても、虚構世界を構築したメンバーであってもその中で起きることの全てについて把握したり干渉したりするのはできないか、しない事にはなっているんだろう。設定的に。そうじゃないと恭介が「失敗」したりその他のメンバーそれぞれに個別シナリオが存在する訳がない。 この辺は、素直に、超展開のお約束として考えておくのが肝要かな。 1人のゲームマスターと、ゲームのルール(虚構世界の仕組み)を知る7人のプレイヤー、ルールを全く知らないプレイヤーとして理樹と鈴の2人がいて、NPCとして自律的に動き完全にはコントロールできないその他の人物がいるとでも考えればいいのかもしれないね。 ・にわとり、ひよこ、たまごの童話の話 →シナリオ上では小鞠のトラウマを表しているが、間接的に繰り返される1学期の世界観が推測される。 ・流れ星を見るイベントでは、流れ星の数が「8つ」、そして寓話の話題になり、小鞠は悲劇であるはずの物語を、誰かが幸せに作り変えてあげる事は素晴らしいことだと言った事、 マッチ売りの少女の話が出たときに、小鞠はその話に救いが無く嫌いである事を打ち明け事。 →マッチ売りの少女では、「流れ星は誰かの命が消えようとしている象徴である」事、イベント内で見つけることが出来た流れ星の数は8つである事から、世界の構築に携わったバスターズの8人を暗示している。 また、悲劇であるはずの物語を誰かが幸せな結末に変えたいと願っている点は、小鞠シナリオ上では、小鞠のトラウマを治して幸せにしたいと理樹に思わせるきっかけとなっているけれども、物語全体からみると、小鞠は、起こってしまった事故について理樹と鈴を除く8人はもう助からないと意識した上で、その状況は生き残った二人にとっての悲劇であると感じ、2人を強くする事を目的とした世界の構築に関わっている事も同時に示唆していると思われます。 小鞠が、バスターズ全員に降りかかった事故そのものを悲劇とせず、生存した2人に対しての悲劇と考えているであろうと推測した点は、共通ルート上の募金イベントなどでも表現されている通り、小鞠は「誰かを幸せにする事は自分にとっても幸せとなる」と考えている事、refrainシナリオでは、もう2人以外は助からないと確信しているから。 また、小鞠シナリオのラスト。理樹が描いたマッチ売りの少女の絵本。 理樹は結末までは書いたものの、「おしまい」と言った感じの言葉は書いておらず、余白が残っていました。 その部分に小鞠は結末を書き足しました。その結末は結局少女は亡くなってしまうものでした。 バスターズが構築した世界が終わった後、バスターズのメンバーはいなくなってしまう事をここでも間接的に示唆しています。 リトルバスターズを始めたとき、正直言って個別シナリオについて期待したレベルじゃないな、と感じていたのは事実です。 独立したシナリオと言う観点で見ると、個別シナリオが佳境に入り、解決に至るまでの演出については何周しようと初期に抱いた評価と大して変わらない。 しかし、舞台裏を知り、1つの大きな物語の上に展開されるシナリオとしてみると、その散りばめられた会話の真意が分かり、評価は断然変わる。 小鞠編は、理樹と鈴が、恭介たちが構築したループする虚構世界から抜け出し、現実世界に戻るまでをなぞらえ、そこに世界の秘密に対するヒントをまじえて作られたシナリオだったらしい、と言うわけですね。 それでこそ、refrainシナリオの小鞠と鈴のあのシーンのセリフが生きてくると。 そのシナリオで泣けるシーンが全然無かった、とかありきたりすぎな展開と言う事で軒並み個別シナリオの評価は低く見積もる人は多いですが(実際に自分も最初はそう思っていた。)、個別シナリオを評価する点はそこにあらず。 視点を変えてみると評価が一気に上がった。 上述した小鞠編の例を理解してもらえれば同意いただける点はあると思います。 (勿論、そう思わない人もいるでしょう。それは個々人で思うところが違うのは当たり前。) まだ全シナリオを2周以上した訳じゃないので、その他の個別シナリオについてはコメントできないものの、 今作品に関して言えば、一度目を通しただけで作品全体の評価を確定するのは完全にダウトだとは言える。 また、他作品と比較してどうこうとも評価しにくそうかなぁ。 とは言っても、先読みして展開を予想し、その答え合わせとして物語を進めてその結果が期待(予想)と比べてどうだったかと評価をする人もいるだろうし、 過去の作品の好きな演出方法やシナリオと比べて評価をする人もいるでしょう。 そういった個々に異なる評価手法があるでしょうが、恐らく一般的なのは、とりあえず1周してみた感想から来る評価だろうと思います。 それが正しいとすると、今作品に対するユーザの評価の多くは、自分が感じている評価よりも軒並み下がってしまいそうな気がします。 と言うわけで、ユーザのプレイスタイルというか評価スタイルで非常に大きな差異が出るでしょうね・・・ 今作品は本当に読み応えがある。ほぼ同じ文章を読み返しているだけのはずなのに、全然違って見えるんだけどなぁ。 俺は2周目を始めた事で更に評価が上がりました。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |