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リンバス・サルベージLSリーダーに加え、裏LSのリーダー代行。
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雨天コールドねぇ。

今年の甲子園の予選は変なところで波乱がおきてますね。しかも有名どころの高校で。

横浜高校は振り逃げ3ランで負けてるし、東京も関東一高対帝京が雨天コールドで帝京の勝ちだし。
まぁ横浜高校の振り逃げ3ラン負けは、明らかに振り逃げルールの失念なので、
「ああ、アホだなぁ。あんなんすぐバッターにタッチが常識っつーか反射的にやるだろう」って感じで、責任は負けたチームにあるから何の問題もない。

今回語るのはこっちの記事
雨天コールドのほうはなかなか難しいところですね。
雨天コールドのルール自体は当たり前に存在している、と言うよりも考える前にそういうもんなんだ、って感じで野球をやっていたので、特に疑問に感じた事はなかったんだけど。
今回のニュースについては少々疑問がありますね。

雨天コールドのような天候に関連したコールドゲーム自体は、安全面を勘案すればそれなりの妥当性はあるとは思います。
よって、そういった正当と思しき理由によるやむを得ない試合の打ち切りは理解できます。
なので、雨天コールドというルール自体については疑問を持っていません。問題は、そのルールの適用の仕方なんだよね。

今回の問題点は、審判や関係者が今後のスケジュールの事を心配していること。
関係者が「日程が厳しいし、しようがない。ただ、決勝はNHKの中継があるから(準決勝が)長引くと…」
とコメントしたようなんですが、これは普通に考えたらおかしいと思う。

「日程が厳しいから、雨天コールドは仕方がない」って言い訳が通用するかと言うと、それは通じない。論理的じゃないよね。
じゃぁ日程が厳しいのに大雨で試合できない日が何日も続いたとして、そのとき流れた試合は「両校とも雨天のため敗退」としても仕方ないよね。論理的にかみ合わないと思う。
「雨天コールドが適用される条件を満たしており、現況が試合を続行するに相応しくない環境であるため規定に従い雨天コールドを適用した。」と、これだけ言えばよかったのに。

当然、心のうちには日程が厳しいからと言うのがあるのは理解できる。ただ、それは言ってはいけない話。
実際に審判がそう思って判断を下したかは不明であるものの、関係者がそのような発言をしてしまった以上、試合外の懸念を理由にコールドゲームを宣告したという事実が出来上がってしまいます。

・権限を持つ関係者が、当該試合のみを対象とした。
・規定のルールに則り現在の天候は試合を続行するに耐えない状況だと判断した。
と言うのであれば、天候やルールを恨みこそすれ、審判等関係者に疑問を呈する事はないんだけどね。
決勝はNHKの中継があるからとは何なんだろうね。そんなのはただの運営側の都合に過ぎない。
コールドゲームは本来、日程調整のために存在する規定ではないと思います。(調整の為に存在するのであれば正当な使い方となりますけどね。)
その規定に基づく判断を下す時に考慮するものは、今回の例で言えば雨天となった状況に対してのみの判断であるべき。
「今後の予定が押してるから今日中に試合に勝敗をつけなければならない」と言う考え自体が公正な大会運営を阻害します。
NHKの中継時刻に決勝戦が行えない事の何が問題なんでしょうか。
そんなもの、選手には関係ない。
そういった「大人の事情」はスポーツの世界には入れて欲しくないね。
世の中はきれいごとだけじゃ生きていけないのは分かってるし、「大人の事情」の考えも理解できない事はないけど、大会の意義は万事予定通り日程を消化する事ではないでしょ。
甲子園の予選と言う位置づけであれば、公正なルールと可能な限り公平な審判の下で試合の勝者を決定し、その代表を決める事だと思います。

記事の試合は、公正なルールを、運営側の私的な判断で濫用して試合の結果を捻じ曲げた。
その時点で他の試合と本試合を比較するとその判断に公平性の面から乖離が生じます。その時点で大会運営の失敗と言わざるを得ない。
仮に正当な判断の元に雨天コールドが下されたのであったならば、結果は同じだったとしても、周囲からももっと理解が得られたかもしれないのにね。
実に残念な結果となりました。

今後同様の事をする可能性があるのならば、規定にしっかりと、「開催日程に影響を及ぼす事が懸念される場合、審判団及び関係者の判断により、天候悪化等の事由を用いたコールドゲームのルールを適用する場合がある。」とでも書いておくべきだと思います。
yahooニュース記事より引用。(URLは記事本文中のリンク先に指定)
【関東一3−7帝京】田口球審に促された関東一ナインは、号泣しながらホームベース前に並ぶ。帝京ナインにも笑顔はない。「やらせてやれ!」。スタンドから怒号が飛ぶ後味の悪いゲームセットだった。

 試合前から天気予報が悪く、2回途中から降り出した雨は強さを増すばかり。照明点灯も検討されるほどの暗さの中、雷の音が近づいた5回途中からは木製バットを使用した。2度中断してグラウンド整備したが、ホームベースが“水没”するほど。7回終了後に3度目の中断で天候回復を待ったが、結局は32分後に降雨コールドが宣告された。東京都高野連の西宮勲審判長は「いろいろ事情がある。総合的な判断です」としたが、皮肉にも試合終了から約20分して雨はあがった。

 球場正面入り口には納得いかない関東一ファンが殺到。不測の事態を憂慮し、帝京ナインは一塁スタンド下通路から裏口を抜けてバスに乗り込んだ。中止となった準決勝第2試合は31日に順延され、西東京大会決勝の前に組み込まれた。東・西東京大会の試合が同一球場で同日に開催されるのは史上初。「日程が厳しいし、しようがない。ただ、決勝はNHKの中継があるから(準決勝が)長引くと…」。そう話す関係者の表情は苦渋に満ちていた。

 ≪降雨コールドに「悔しい」≫試合の再開を信じて体を動かし続けた関東一ナインは、7回降雨コールドでの敗戦に泣き崩れた。4回に1点、7回も2点を返して4点差。その直後に中断したが、準々決勝まで4戦54得点の強力打線ではね返す自信はあった。「やりたかった。悔しい」と椎名主将。米沢監督も「大会本部の判断に従うしかないけど、頑張ってきた3年生の最後がこんな形で終わるのはかわいそう」と、やりきれない表情だった。
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