忍者ブログ

アクセスカウンター

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

プロフィール

HN:
B氏
性別:
非公開
自己紹介:
リンバス・サルベージLSリーダーに加え、裏LSのリーダー代行。
FFの出来事を書いたり、気になった事の考察をしたりと、その時気が向いた事を書き連ねます。




ブログ内検索

最新コメント

[07/08 黒75なりたて]
[06/16 B氏]
[06/08 B氏]
[06/03 アレク]
[05/20 B氏]

フリーエリア

バーコード

なかのひと

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ワンタイムパスワードのオマケ2

時事的なネタだし、□eのワンタイムパスワードの導入とオマケのつけ方の方針について個人的な感想でも書いてみようかなぁ。と思った。

トークンの販売価格が送料・税込みの980円というのも、個人的には安く感じる。
根拠は無いのだけど、月額費用が掛かるとは今のところ書いていないこともあるし、1ユーザに対して1回の売り切りっぽいし、利益確保(になるのかは知らないけど)を狙って1500円~2500円程度なんじゃないかなぁとか思っていた。

2005年の記事では低価格トークンが25ユーザ分38万円というのを見つけた。1個あたり15000円である。
2007年6月の記事で、1個2500円。
都合よく、2年経った2009年は同じ比率で価格が下がり1/6となったとしても、416円である。
送料で300~400円くらいとしても700~800円。送るためには人件費も掛かるし、
そもそもワンタイムパスワードの機能実装にかかる投資もあるだろう。
それを踏まえると980円というのはリーズナブルなんじゃないかな?
しかもオマケでアイテム枠80個分がついてくる。

個人的な予想額を抜きにしても、セキュリティ機能に関して導入の意思があった人については、アカハックの脅威の低減を選んだら80個の空きがついてきた!って感じなので万々歳だろう。

セキュリティ対策に今まで意識を向けていなかった人からすればどうだろう。
・・・やはり、セキュリティに興味は無くとも、80個のアイテム枠追加は魅力的に映るはず。
積極的にセキュリティ強化は望まなくとも、1000円弱の料金を1回支払うだけで利便性が向上するなら、面倒だし気に入らないが買ってももよいだろう(または、買わざるを得ない)と判断する人が出るのは間違いないと考える。

多分、□e汚い!って声が出てきそうなんだけど、
□eの戦略的には妥当なんじゃないかなと思う。
ワンタイムパスワードであれば、アカウントがハックされるリスクは完全ではないにしろ大幅に減る。
となれば、当然ハックされたアカウントを使った業者の活動は縮小せざるを得ない。
ハックされたアカウントに対する調査頻度は下がるだろうからその分のSTTの活動コストを抑えたり、もしくは同コストでもその品質が良くなる事が期待できます。
(プレイヤー的にはSTTの活動コストが安くなる云々はどうでもよく、取り締まり・調査の品質向上が望ましい)

今までにもアカウントハックへの対応策は強化されましたが、現状はハックされた場合の巻き戻しなど事後の対応が整備されたに過ぎないのだろうと思います。
根本的に、アカウントハックが発生するリスク(ログインIDとパスワードが盗まれる)が残存したままの状況が続いているのであって、それを防ぐためには現状のログインの仕様ではだめで、その代わりにワンタイムパスワードが必要となる。なので□eとしては、可能な限り多くのユーザにログイン仕様を変更してもらいたいと考えるでしょう。

ただし、ワンタイムパスワードは、上述のようなメリットがある代わりに、プレイヤー側のコスト負担が不可避となっているから、セキュリティに対して懸念していないプレイヤーはどうしても及び腰になる。
だから、そんな人にも代金以上のメリットを感じてもらうための飴を用意したと。

ふつーに考えて、
・元が取れるように(または赤字を抑えるために)プレイヤーに負担を求めざるを得ない
・負担をするかどうかの判断はプレイヤーに委ねられている
・ワンタイムパスワードは毎回パスワードが変わるなど、プレイヤーに面倒を強いるため、万人が受け入れたいと考える訳ではない
・多数のユーザがワンタイムパスワードを利用してくれないと、セキュリティ対策の意味はなく、また、維持運用に掛かる費用も軽減出来ない(恐らく何らかの高い目標達成指標がある。)
と言う制約条件があると強く想定される以上、よほどデカイ飴(餌)を用意しないと多くのプレイヤーが釣られない。
その観点からも、モグサッチェルによるアイテム枠80個増加はデカイ飴(餌)であると言える。

この件について言えば、多少批判されようともでかい餌で多数のプレイヤーを釣り上げ(ワンタイムパスワードのを導入させ)て、アカウントハックのリスクを無くす、と言う対応となるので良いと思います。
と言うか、そもそも引っかかる人の多くはセキュリティに対する意識が低い人が主です。
セキュリティ意識が高い人は、そもそも個人レベルで何らかの対策をしていたり、、危険なところには近づかないように気をつけるので、もともと引っかかりにくい。
引っかかりやすいのはセキュリティにコストを掛けたく無いと思っている人です。
そういった人に掛かるセキュリティリスクを無理やり(と言ってもプレイヤーの意思で申し込むわけですが)引き下げる点でも、モグサッチェルは有りといえます。

また、通常のプレイヤーの多くが、このオマケに釣られてワンタイムパスワードを導入する事も期待できます。
しかし、業者はどうでしょう?一部の業者アカウントに対しては、ワンタイムパスワードを利用する事はあるかもしれませんが、捨てアカに対してワンタイムパスワードを導入する事は考えにくい。
つまり、何らかの不審な行動をとっているキャラクターのアカウントが、ワンタイムパスワードを導入しているか否かと言う観点でも面白い結果が得られるかもしれません。

と言うわけで、仕掛けとしてはサッチェルは万人に提供出来る技術なのだろうけど、簡単に提供しないと言う方針は、FF11の運営の観点から見ると非常に都合の良い点が多そうに思えるので、個人的にはワンタイムパスワードに関する□eの対応方針については割と納得してるんですね。
(勿論、本案件で対応したにもかかわらず、ワンタイムパスワードがまともに機能せずハックは頻発とか、モグサッチェルがイメージとかけ離れた使えない仕様だったならば、声高に□eを糾弾して良いと思います。クタバレと絶叫してもいいでしょう。)

まあ、アレです。難しい事は考えず、
新聞屋(□e)が、
『特ダネ豊富な(セキュリティの高い)うちの新聞(ワンタイムパスワード)とって下さい!オマケに洗剤、ついでに映画と遊園地の無料チケット(モグサッチェル)あげますから!』
って感じで思っておきましょう。
新聞取ってくれない人には普通はオマケつけないよね。それと同じ感じで。
(交渉して獲得する人もいるかもしれないけど、そういうのは例外)

あ、こんな事を書いていますが、別に俺は関係者でも何でもありません。
サービス提供する側の姿勢で考えた場合に、第三者として今回の対応が妥当そうに見えるのか?
と言うのを個人的な推測で書いただけです。
多分、普通に考えたらこういう結論に到達する人は多いと思います。
PR

Trackbacks

TRACKBACK URL :

Comments

Comment Form