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B氏
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リンバス・サルベージLSリーダーに加え、裏LSのリーダー代行。
FFの出来事を書いたり、気になった事の考察をしたりと、その時気が向いた事を書き連ねます。 ブログ内検索カテゴリー最新記事(06/17)
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B氏の気まぐれFF11日記+1FF11関連ブログ。FC2から移行しました。リンクフリーPAGE | 449 448 447 446 445 444 443 442 441 440 439 | ADMIN | WRITE 2007.05.30 Wed 13:44:53 たまにはニュースのコメントでもしてみる。(ドラえもんの偽最終回)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070529-00000178-jij-soci
ドラえもんの最終回を勝手に描いて小学館に謝罪ねぇ。 この最終回(真の最終回は存在しないけど)は同人誌のやつだね。 ネットで誰かが公開してたのを読んだことがある。 同人誌を買ったことがないどころかコミックや漫画雑誌も年に数冊買うかどうかの立場の自分から、この記事についていろいろと考えることにしてみる。 ※コミケとかも行ったことなし。まぁそれ関係の友人がいるのは事実なので、ある程度同人の話も知ってはいますが、別に同人誌を書く側の立場では話はしません。そもそもそんな経験ないので立てません。 ついでに言うと同人活動に対しては特別な感情もありません。基本的には原作重視ですが、同人誌について否定するスタンスではありません。今回は記事的に面白そうだったから考察しただけです。頭の体操ですね。修正、追記してたらいつの間にか長文になってしまった・・・意味も無く蛇足でだらだらとチラシ的文章を書くのは最早趣味なので気にしないでくださいwまた、色々書いてますが、うまくまとまってません。途中で矛盾ぽい記述もなんかあるっぽいな。そのうち機会があったら脳内でまとめてみます。 結論を先に書いちゃうと、法的にはどう解釈してもアウトにできそうだけど、原作イメージを壊さない程度で稼ぎもほどほどならOKじゃね?って事です。 【著作権の位置づけとその行使について】 著作権関係は親告罪なので、著作権を持つ側が訴えなければ罪にはなりませんが、二次創作物(ここでは、原作を元にした著作者以外の人間が作成した著作物全般とし、法的解釈に言う二次著作物の概念と近しい、もしくは同義の存在とします)を著作権者の許可なく作成した人に対して著作権者が訴えを起こせば、訴えた対象にダメージを与える事にはほぼ成功するでしょう。 逆に言えば普段は善意で(もしくは訴えた場合のデメリットのほうが大きいため)訴えないだけなので、 今回のように二次創作物の著者が委託で1万3千冊も販売してしまうと、小学館と藤子プロとしては、他人の土俵で好き勝手に商売されている事になるので謝罪を申し入れるよう仕向けたのは自然な対応だと思います。 むしろ訴訟を起こさないで示談で済ませたようなので、穏便にすませたほうだと思います。 金儲けの手段として利用しなければ、目をつけられても痛い目にあう確率は減ったかもしれないのにね。 今回、人気が高い原作の影響度が非常に高い二次創作物の売買に関する一企業の対応がひとつ明らかになった訳ですが、この手の話はきっとどこにでも転がってる話なんだろうなぁ。 著作権に触れているにも拘らず、その著作権使用料(印税)を払いもせずに儲けようとすれば、目をつけられても文句は言えないw 恐らく目をつけられてる人はもっと大勢いるでしょう。 【今回の事件に関する個人的見解】 ただ、ニュース関連の記事に関するブログを書いている人の中には、その内容をしっかりと読まずに二次創作そのものについて否定されてる方もいらっしゃるようで、その点についてはちょっと疑問かなw 個人的には同人誌の中でも二次創作物となるものに関して、さしたる興味に上らないものは多いですが、原作を強く意識しつつも非常に面白く作られたものもまた存在します。 そのような作品の存在そのものは、原作の知的財産を脅かすものではなく、二次創作を否定すべき材料とはなりません。 (確かに法で定める著作権としては問題ありですが、著作権の本質は知的財産の保護であるため、二次創作というイベントそのものは、問われるべきものではないと思います。あくまでそのイベントに付随して発生する創作物の内容や取り扱い方が問題であると考えます。) 恐らく、二次創作の対象として広く扱われる事自体は、原作の人気を指し示すバロメーターとさえ言えるような気がします。(人気が全くなく面白いとも感じない原作を真似る人は流石にほぼいないでしょう。) そういった意味で通常、著作権者が二次創作を容認するのは自身の知名度向上に一役買うことになりうるので訴えるどころか歓迎しておくほうが経済的にもメリットが大きいからだと言えるでしょう。(もちろん算定するのは困難極まりないし、俺自身はそんな分析能力もノウハウもないので規模はわからないが、経済的な意味で二次創作物の売買が真に知的財産の侵害と判断することはできないと思う。例えば同人の世界で人気が出始めた結果、一般の方が興味を持ち始めて爆発的に売れたケースがあれば、それは経済的な侵害とは説明しにくいし、著作者としても嬉しい誤算なのでそれだけでは訴えに出るとは考えにくい。) 【問題点の切り分け】 結局、著作権者がいかなる理由であろうとも二次創作を認めない、とするような例外を除いて考えた場合、訴えられるかそうでないかの大きな指標となるのは、著作権者の預かり知らぬところで金儲けの手段として利用されてる(⇒著作権使用料が得られない、機会損失による金銭的被害の発生)か、原作に対するイメージ低下(商品としての価値の低下)につながり得るか否か、となるでしょう。 そう考えると、今回のケースとなる偽・最終回の内容は、既にネット上で数年前からそれなりに噂になっていて影響力がプラスの意味で高いと思われる二次創作物である為、法的にはアウトであっても原作に対して金銭的な被害を与えない為、好意的に解釈すれば知的財産の侵害に当たらず、この作品が発表されるというイベントのみでは著作権者からの警告は発生するとは考えにくい。 (厳密に言えば、二次創作物が発表され、他者に評価された時点でその評価がプラスであれマイナスであれ原作に影響を与える、すなわち二次創作物が原作に対する評価を改変させるため、侵害していると考えることが可能。 まぁ現実問題としていい評価になるのに著作権侵害だ!と訴えるのは、経済的影響が発生しない限りにおいては侵害を訴える必要性は殆どない。) つまり、問題となるのは二次創作物作者が、当該出版物の委託販売を行っていたと言う事実。 販売と言う形態での配布を行っている以上、金銭目的であることは状況的に明白である為、この点がアウトになってしまいます。 これは法的にも、概念としても明らかに知的財産権の侵害に該当すると言えます。謝罪と売上金の一部支払いですんで運が良かったとすらいえますねぇ。 他人の土俵でちゃっかり金儲けをする手法という意味ではRMT業者にも通じる所はありますねw 【著作権者の権利行使の正当性】 原作を使われている側からの視点で言えば、自分が権利を保有している作品の派生物が許可なく製作され、それが金儲けの手段に使われている場合、その利益が著作権者に配賦され得ない訳ですから、その権益を奪われる事になります(知的財産権の侵害)。そのような事態となるならば、その相手を潰しておきたい(または利用しておきたい)と思うのは道理。 同人活動を継続するにあたっての必要最低限レベルの価格を、二次創作物に対してかける程度であれば笑って許せるんだろうけどねぇw それでも人気が出てしまった場合には売上額が大きくなって目をつけられるので、収支を明確にして利益目的ではないことをしっかりと明示しておけるようにするのが確実でしょうw 個人的には著作権者から許可を得ないで作成した二次創作物を、利益目的で販売することにより大成した同人成金がいたとして、それを潰すというのなら十分ありだと思いますw と言うわけで、二次創作物の扱いについては要注意ですね。 【余談 (ただし、実はこちらが本記事の主体w)】 ここからは余談ですが、上記観点から考えるとyahooででてきた記事タイトル(実際の記事の作成元はどこか良く知らんけど)『「ドラえもん」最終話、勝手に作る=出版の37歳男性が謝罪』は、 この問題の本質が、二次創作自体を問う所にあるものではないと考えられるので、不適切なタイトルであると言えます。 問題なのは勝手に作った事よりも、「勝手に儲けやがった」「原作のイメージ(ドラえもんの最終回に関して大きな反響となった)」ことに怒っている点でしょう。 (著作権の違反を基軸とした論法での追求となったでしょうから、この段階で小学館や藤子プロが二次創作を容認する発言が出るとは考えにくく、故に著作権が問題となっていると感じる人がいるかもしれませんが、それは本質ではない。) むしろ、ドラえもんの商品価値そのものは、どちらかというと高まる部類に属す結果に繋がると思います。(擁護でもないですが、客観的にみてその質は原作の評価をマイナスにするものではない。) という訳で、記事の書き方から言えば、二次創作物にあたる当該創作物を、二次創作物作者が利益目的で出版したことをズームアップしておくべきでしょう。 よって、今事件について、最終回を勝手に作った事自体を非難する事は筋が通りません。 そもそも、世にはびこる多くのものは何らかの模倣であることは多い。最終回を空想してそれを形にした所でそれ自体が罪となる方がおかしい。 例えば、気に入ったキャラクターの絵を、原作に出てきたことのないポーズや服装を空想し描く事と本質的に同じです。 原作にはそんな描写は一度も出ていないわけですし、その作者は原作の著作者自身ではありませんから、そのキャラクターを題材とした二次創作物となりえます。 では、これを描くだけで罪になるか?と言われれば、恐らくそうはならないでしょう。 このイラストが世に無許可で世に出された時点で、著作権侵害の懸念が生じると思われます。 つまり、「勝手に」創作した事が罪になるか?と言う問いかけはナンセンス。 先にも述べていますが、問題なのはその創作物をどのように扱ったか、どれほどの影響力を与えたかと言う事になります。 と言うわけで、最近の新聞やニュースは問題となる事実を誤認した、もしくは誤認させかねない低レベルな表現をしてるものが多くなってきた気がしますね。 目を引くタイトルや記事を書ければいいや、みたいな感じなのかな。 >藤子・F・不二雄さんの人気漫画「ドラえもん」の最終話を勝手につくって漫画化し、販売した男性(37)が、出版元の小学館(東京都千代田区)と著作権を持つ藤子プロに謝罪し、売上金の一部を支払っていたことが29日、分かった。 勝手にって言葉自体、ニュースとして報道するときの言葉として使用するのはどうかと。 〜最終話を無許可に二次的著作物の作成を行い(漫画化し)、当該著作物の委託販売を行っていた男性(37)が〜 とかの方が正しいと思う。 もっと第三者的な視点で書いてほしいところです。普通の新聞を読んでても、スポーツ新聞みたいな気がしてくる事がある。偏向気味なんですよね。 ニュース番組を見てても、キャスターや司会が主観で話をする事が多くなってきたので、イラつきますね。 朝の、くどい顔の爺さんがズバッとだかなんだか知らんが訳のわからん発言する番組は特に嫌いです。司会は可能な限り中立であるべきでしょう。コメンテーターなら全然OKだと思うけど。 以下、元記事
藤子・F・不二雄さんの人気漫画「ドラえもん」の最終話を勝手につくって漫画化し、販売した男性(37)が、出版元の小学館(東京都千代田区)と著作権を持つ藤子プロに謝罪し、売上金の一部を支払っていたことが29日、分かった。 小学館などによると、「最終話」は20ページの冊子で、電池切れで動かなくなったドラえもんを、35年後にロボット工学の第一人者に成長したのび太が修理し、よみがえらせるというストーリー。絵も本物にそっくりだった。 同様のストーリーは1998年ごろからネット上で出回っており、男性が「田嶋・T・安恵」の名で2005年秋ごろに漫画化。一部約500円で書店に販売を委託し、昨年夏までに約1万3300部を販売したとみられている。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |