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リンバス・サルベージLSリーダーに加え、裏LSのリーダー代行。
FFの出来事を書いたり、気になった事の考察をしたりと、その時気が向いた事を書き連ねます。




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雨天コールドねぇ。

今年の甲子園の予選は変なところで波乱がおきてますね。しかも有名どころの高校で。

横浜高校は振り逃げ3ランで負けてるし、東京も関東一高対帝京が雨天コールドで帝京の勝ちだし。
まぁ横浜高校の振り逃げ3ラン負けは、明らかに振り逃げルールの失念なので、
「ああ、アホだなぁ。あんなんすぐバッターにタッチが常識っつーか反射的にやるだろう」って感じで、責任は負けたチームにあるから何の問題もない。

今回語るのはこっちの記事
雨天コールドのほうはなかなか難しいところですね。
雨天コールドのルール自体は当たり前に存在している、と言うよりも考える前にそういうもんなんだ、って感じで野球をやっていたので、特に疑問に感じた事はなかったんだけど。
今回のニュースについては少々疑問がありますね。

雨天コールドのような天候に関連したコールドゲーム自体は、安全面を勘案すればそれなりの妥当性はあるとは思います。
よって、そういった正当と思しき理由によるやむを得ない試合の打ち切りは理解できます。
なので、雨天コールドというルール自体については疑問を持っていません。問題は、そのルールの適用の仕方なんだよね。

今回の問題点は、審判や関係者が今後のスケジュールの事を心配していること。
関係者が「日程が厳しいし、しようがない。ただ、決勝はNHKの中継があるから(準決勝が)長引くと…」
とコメントしたようなんですが、これは普通に考えたらおかしいと思う。

「日程が厳しいから、雨天コールドは仕方がない」って言い訳が通用するかと言うと、それは通じない。論理的じゃないよね。
じゃぁ日程が厳しいのに大雨で試合できない日が何日も続いたとして、そのとき流れた試合は「両校とも雨天のため敗退」としても仕方ないよね。論理的にかみ合わないと思う。
「雨天コールドが適用される条件を満たしており、現況が試合を続行するに相応しくない環境であるため規定に従い雨天コールドを適用した。」と、これだけ言えばよかったのに。

当然、心のうちには日程が厳しいからと言うのがあるのは理解できる。ただ、それは言ってはいけない話。
実際に審判がそう思って判断を下したかは不明であるものの、関係者がそのような発言をしてしまった以上、試合外の懸念を理由にコールドゲームを宣告したという事実が出来上がってしまいます。

・権限を持つ関係者が、当該試合のみを対象とした。
・規定のルールに則り現在の天候は試合を続行するに耐えない状況だと判断した。
と言うのであれば、天候やルールを恨みこそすれ、審判等関係者に疑問を呈する事はないんだけどね。
決勝はNHKの中継があるからとは何なんだろうね。そんなのはただの運営側の都合に過ぎない。
コールドゲームは本来、日程調整のために存在する規定ではないと思います。(調整の為に存在するのであれば正当な使い方となりますけどね。)
その規定に基づく判断を下す時に考慮するものは、今回の例で言えば雨天となった状況に対してのみの判断であるべき。
「今後の予定が押してるから今日中に試合に勝敗をつけなければならない」と言う考え自体が公正な大会運営を阻害します。
NHKの中継時刻に決勝戦が行えない事の何が問題なんでしょうか。
そんなもの、選手には関係ない。
そういった「大人の事情」はスポーツの世界には入れて欲しくないね。
世の中はきれいごとだけじゃ生きていけないのは分かってるし、「大人の事情」の考えも理解できない事はないけど、大会の意義は万事予定通り日程を消化する事ではないでしょ。
甲子園の予選と言う位置づけであれば、公正なルールと可能な限り公平な審判の下で試合の勝者を決定し、その代表を決める事だと思います。

記事の試合は、公正なルールを、運営側の私的な判断で濫用して試合の結果を捻じ曲げた。
その時点で他の試合と本試合を比較するとその判断に公平性の面から乖離が生じます。その時点で大会運営の失敗と言わざるを得ない。
仮に正当な判断の元に雨天コールドが下されたのであったならば、結果は同じだったとしても、周囲からももっと理解が得られたかもしれないのにね。
実に残念な結果となりました。

今後同様の事をする可能性があるのならば、規定にしっかりと、「開催日程に影響を及ぼす事が懸念される場合、審判団及び関係者の判断により、天候悪化等の事由を用いたコールドゲームのルールを適用する場合がある。」とでも書いておくべきだと思います。
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つづきはこちら

番外ネタ

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1005298.html

番外ネタ。これは基本的に芸能に興味もない人間が見た意見で多分に主観が混じっているのでそのつもりで。

そういえば7月1週のゴールデンタイムに放送された番組で視聴率が9%を超えたものが1つも無かったんだってw
業界関係者はwiiの影響によるものと分析したらしい。
まぁ、フジテレビの偉い人は正確には「テレビそのものに問題があるというよりは、Wiiなどの外的な要素に左右されている可能性が高い」と言ったみたいだね。

:::::::::::/           ヽ::::::::::::
:::::::::::|  ば  じ  き  i::::::::::::
:::::::::::.ゝ か   つ   み  ノ:::::::::::
:::::::::::/  だ  に  は イ:::::::::::::
:::::  |  な。       ゙i  ::::::
   \_         ,,-'
――--、..,ヽ__  _,,-''
:::::::,-‐、,‐、ヽ. )ノ      _,,...-
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/. ` ' ● ' ニ 、     ,-、ヽ|:::::::::
ニ __l___ノ     |・ | |, -、::
/ ̄ _  | i     ゚r ー'  6 |::
|( ̄`'  )/ / ,..    i     '-
`ー---―' / '(__ )   ヽ 、
====( i)==::::/      ,/ニニニ
:/     ヽ:::i       /;;;;;;;;;;;;;;;;

ぶっちゃけ、ゲームをやってようとやっていまいとゴールデンタイムどころか普段から民放などほぼ見ない自分からすれば何をバカな事を言ってるのかとw
個人的にはぽっと出の1年経ったら消えてそうな芸のない芸人(名前も顔も覚えていない)とか、偉そうな占い婆とか変なのがウヨウヨ出てくる現状では見る気にならないw

晩飯食ってる時に東大に合格した人の食べてた食事とか生活習慣の調査結果がなんたらかんたら言ってた番組とかもあったけど、質的にはあるあるみたいなのと変わらないしw
ただ虚偽というか捏造は行ってるわけではないだろうなって程度で、間違った方向に誘導するような言い方をしてるのは変わらないし。
例えば、東大に合格した人の取っていた食事の調査例
東大に合格した人の50何%(うろ覚え)は朝食を食べていた!
⇒では頭のよくなる食事は何か?
⇒ごはんとかあとはいろんなおかず(とりあえず言いたいのはご飯らしい)が良い!
⇒ご飯を食べるとブドウ糖が増える(パンでも取れるが持ちがご飯よりは悪い)
⇒ブドウ糖は生活には欠かせないもので、これを朝から摂取することで、午前中から精力的に活動できるようになる。
⇒勉強への集中力UP(ブドウ糖が欠乏することによる集中力の低下を防げる)

⇒だから、ごはんを食べると頭がよくなる!

みたいな結論を出してた。
何それw
朝ご飯を食べると集中力が増すのは真かもしれないけど
朝ご飯を食べる=頭がよくなる は真ではない。
ある一部の調査結果だけを取り出して、さも効果が出るかのように誘導するのは浅ましい。
朝飯が重要だと思う点については異論を挟むことは無いけど、結論の出し方が嫌い。
なんというか結論有りきで、結論を導き出す為に都合が良くなるように意図的に編集しているようにしか見えない。


そういった都合のいい事実のみを抜き出して語るやり口は番組の作り方だけなのかと思っていたら、まさか視聴率の結果に関する分析結果もそう来るとはw
ゴールデンタイムにゲーム(しかもwii限定)でゲームばっかりやってる人が日本中にどれほどの割合で存在するんだろう。
どう考えても、wiiでゲームをやる人だけが原因になるかって。
別にwiiを買ってる人は元々別のハードを持っていた人も多いだろうから、wiiが発売されたことで新規にゲームを始めた層が爆発的に増えたって事もないだろうし(少なくともそういう話は聞いたことがない。)、
その行動パターンはハードが変わったからと言って変わるものじゃないでしょう。
SFCからPSに変わったからと言って、今までゴールデンタイムにゲームをしなかった人が突然ゲームをするようになった?
まぁ面白いゲームなら一時的にはするかもしれないけど、それはソフトウェアの内容によるものでしょう。
ハードの仕様でそこまで大きく変わる根拠があるなら別ですが。

ここで視点を変えてみましょう。
wiiのハード普及率で考えてもこの論拠はおかしい。
国内で6月で276万台程度の普及状況で、国内全体のテレビ視聴率が影響を受けるのだろうかねぇ。
平成17年度の国内総世帯数は4906万3000世帯(総務省統計局)。
wiiの普及率は実に5.6%。
お・・・結構あるな。
とは言え、キー局だけで考えても5つ(とりあえず関東のみと仮定)、NHKも含めれば6つ(教育・総合・BSも1つと仮定)、さらにCATVなども含めれば、キー局に偏る傾向はあるだろうけど、wiiを買った人全員がゴールデンタイムのテレビ番組を見なくなったとしても、
ゴールデンタイムにテレビを見る世帯数(テレビ局関係なし)が5%減少する事はあったとしても、更にその中で1局ごとの視聴率減少が大幅に減少する事は非常に考えにくい。

・wiiを持っている世帯は国内の約5%
・視聴率の計測者のwii所持数は、国内の統計と偏りが無く5%とする。
・wiiを購入する前の消費者は全員テレビを見ていた
・wii購入後は全員テレビを見るのをやめ、ゴールデンタイムにゲームをするようになった
・キー局を5つと仮定し、どの局も平均的に視聴率が減るものとする

と仮定すると、1局ごとに減るのは大きくても1%と言う事になるんじゃないかな。1局に集中しても、1局が5%減るだけで他は視聴率ダウンは0になる。
もう、仮定からしてこれほどまでに有り得ない状況を用意してもこの程度の影響しかないのに、wiiを外的要因の1つにあげるのはねぇ。
テレビ局の重要な地位にいる人間の発言とは思えないw
実に認識力が不足していると言えるでしょう。
まぁ、主観で言ってしまうと
インターネットの普及やCATV等による多チャンネル化等も含めての「外的要因に影響されている」発言だったとしても、現状の主要キー局の番組のくだらなさは異常(主観)なので、
「テレビそのものに問題があるとは思えない」とのたまう神経についても終わってるってところですかねぇ。
そもそもテレビ番組が面白いなら外的要因など関係ないよw
テレビよりも面白いものがあるから他のものにいっただけ。
つまり、今まではテレビ以外に何も無かったから見てただけで、別に面白いから見ていた訳ではない人は潜在的に多くいた、もしくは今の番組は以前に比べて魅力が無くなってしまっていると言う事の裏返しになってしまいます。

まぁくどくどと書きましたが、何が言いたいかと言うと

くだらない番組ばっかりだから視聴率が落ちるんだよw

と言うだけなのですよ。

ぶっちゃけ地デジのみになってアナログ受信できなくなっても全然困らないからテレビの買い替えに興味はないw

□e評価アップ

□eと言っても実際にはもともとエニックスの一部門だったところかなぁっと思います。
何かと言うと、出版に関する部門に関する話だから。

「ひぐらしのなく頃に」のコミック4冊同時購入特典として応募者全員が限定品がもらえる(と言っても有料)と言うのがあったんだよね。
普段はこういうのは滅多に応募しないんだけど、ひぐらしが自分の思ってた以上に面白かった事もあって応募してみた。
でも、そう思い立ったのが実は締切日当日の3/31(土)。小額小為替が450円くらい必要なので、普通の郵便局だと窓口が休み。
(一部郵便局では土曜でも取り扱ってるようだけど、そのときは知らなかった。)
最速で4/2しか投函できないから思いっきり締切すぎるし、大したもんでもないだろうから別にいいやと思ったものの、ふと気になったのが「締切日を過ぎて応募した場合どう扱われるのか?」という事。

よく『当日消印有効』の注意書きがあるよね。
このときの懸賞にも3/31締切(当日消印有効)って書いてあった。

で、この当日消印有効という言葉から判ること。それは、
『3/31に応募されたことを証明できるのであれば、締切日以降に届いた場合でもその応募を受け付ける』と言う事。
これは何を意味しているかと言うと
『締切日を過ぎても、数日遅れの応募も有る程度許容する』という事です。
その中でも閾値として、3/31までに投函されたことが明らかであるものはこれを保証すると言っているんですね。
つまり、
□eとしては締切前後の応募に関して無用なトラブルや発注の二度手間を避けるために締切日を数日以上経過してから集計すると予想されます。
すると、(4/1(日)は郵便局が休みだから、)翌営業日となる4/2に送った場合でも、3/31に応募されたものよりも早く到着したり、集計開始前に到着する可能性がある。
そして、今回は抽選ではなくて応募者全員サービスで、そのサービスには対価を求めている(小額小為替450円)ことから、締切を過ぎた応募からでも金銭を授受してしまうことになります。
これも、迂闊に扱うと応募者からの反発を受ける可能性が否定できません。(実際は締切を守らない応募者が悪いのは明白ですが)
そもそも送り先はたった1箇所だし、今回は抽選ではなく全員対象と謳っているので、わざわざ3/31までに届いたものとそれ以後に届いたものとを区別する必要性は薄い。
「応募券や住所氏名などがしっかり確認できるか」ほうが重要な観点です。
と言うわけで、
『□eが集計を開始するまでに集まった応募について、他の応募条件(応募券の枚数など)を満たした全てについてこれを認める』
という措置をとってくるであろうと予想しました。
で、実際に週明けの月曜日(4/2)に出してみたのです。もし戻ってこなくても、こっちが締切過ぎたんだから仕方ないしね。

結果。
予想通り締切過ぎてもちゃんと届きました。
抽選とかなら締切過ぎたものに対してすっぱり切り捨てるのが筋だと思いますが、やはりこの程度の許容はしてくれた。
もちろん、届かなかった場合は締切に間に合わせなかった自己の責任ですが、締切はその応募条件によっては守られなくても何とか場合があるって事は覚えておくと良いと思います。
まぁ表題は評価アップと書いてあるけど、風評や手間を考えれば絶対にとってくる措置でしたから、ほぼ絶対の確信をもっていましたし、当然かなって感じ。
寧ろ評価はそのままで下がらなかったと言うのが正しいかも。

たまにはニュースのコメントでもしてみる。(ドラえもんの偽最終回)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070529-00000178-jij-soci

ドラえもんの最終回を勝手に描いて小学館に謝罪ねぇ。
この最終回(真の最終回は存在しないけど)は同人誌のやつだね。
ネットで誰かが公開してたのを読んだことがある。

同人誌を買ったことがないどころかコミックや漫画雑誌も年に数冊買うかどうかの立場の自分から、この記事についていろいろと考えることにしてみる。
※コミケとかも行ったことなし。まぁそれ関係の友人がいるのは事実なので、ある程度同人の話も知ってはいますが、別に同人誌を書く側の立場では話はしません。そもそもそんな経験ないので立てません。
ついでに言うと同人活動に対しては特別な感情もありません。基本的には原作重視ですが、同人誌について否定するスタンスではありません。今回は記事的に面白そうだったから考察しただけです。頭の体操ですね。修正、追記してたらいつの間にか長文になってしまった・・・意味も無く蛇足でだらだらとチラシ的文章を書くのは最早趣味なので気にしないでくださいwまた、色々書いてますが、うまくまとまってません。途中で矛盾ぽい記述もなんかあるっぽいな。そのうち機会があったら脳内でまとめてみます。
結論を先に書いちゃうと、法的にはどう解釈してもアウトにできそうだけど、原作イメージを壊さない程度で稼ぎもほどほどならOKじゃね?って事です。

【著作権の位置づけとその行使について】
著作権関係は親告罪なので、著作権を持つ側が訴えなければ罪にはなりませんが、二次創作物(ここでは、原作を元にした著作者以外の人間が作成した著作物全般とし、法的解釈に言う二次著作物の概念と近しい、もしくは同義の存在とします)を著作権者の許可なく作成した人に対して著作権者が訴えを起こせば、訴えた対象にダメージを与える事にはほぼ成功するでしょう。
逆に言えば普段は善意で(もしくは訴えた場合のデメリットのほうが大きいため)訴えないだけなので、
今回のように二次創作物の著者が委託で1万3千冊も販売してしまうと、小学館と藤子プロとしては、他人の土俵で好き勝手に商売されている事になるので謝罪を申し入れるよう仕向けたのは自然な対応だと思います。
むしろ訴訟を起こさないで示談で済ませたようなので、穏便にすませたほうだと思います。

金儲けの手段として利用しなければ、目をつけられても痛い目にあう確率は減ったかもしれないのにね。
今回、人気が高い原作の影響度が非常に高い二次創作物の売買に関する一企業の対応がひとつ明らかになった訳ですが、この手の話はきっとどこにでも転がってる話なんだろうなぁ。
著作権に触れているにも拘らず、その著作権使用料(印税)を払いもせずに儲けようとすれば、目をつけられても文句は言えないw
恐らく目をつけられてる人はもっと大勢いるでしょう。

【今回の事件に関する個人的見解】
ただ、ニュース関連の記事に関するブログを書いている人の中には、その内容をしっかりと読まずに二次創作そのものについて否定されてる方もいらっしゃるようで、その点についてはちょっと疑問かなw
個人的には同人誌の中でも二次創作物となるものに関して、さしたる興味に上らないものは多いですが、原作を強く意識しつつも非常に面白く作られたものもまた存在します。
そのような作品の存在そのものは、原作の知的財産を脅かすものではなく、二次創作を否定すべき材料とはなりません。
(確かに法で定める著作権としては問題ありですが、著作権の本質は知的財産の保護であるため、二次創作というイベントそのものは、問われるべきものではないと思います。あくまでそのイベントに付随して発生する創作物の内容や取り扱い方が問題であると考えます。)
恐らく、二次創作の対象として広く扱われる事自体は、原作の人気を指し示すバロメーターとさえ言えるような気がします。(人気が全くなく面白いとも感じない原作を真似る人は流石にほぼいないでしょう。)
そういった意味で通常、著作権者が二次創作を容認するのは自身の知名度向上に一役買うことになりうるので訴えるどころか歓迎しておくほうが経済的にもメリットが大きいからだと言えるでしょう。(もちろん算定するのは困難極まりないし、俺自身はそんな分析能力もノウハウもないので規模はわからないが、経済的な意味で二次創作物の売買が真に知的財産の侵害と判断することはできないと思う。例えば同人の世界で人気が出始めた結果、一般の方が興味を持ち始めて爆発的に売れたケースがあれば、それは経済的な侵害とは説明しにくいし、著作者としても嬉しい誤算なのでそれだけでは訴えに出るとは考えにくい。)

【問題点の切り分け】
結局、著作権者がいかなる理由であろうとも二次創作を認めない、とするような例外を除いて考えた場合、訴えられるかそうでないかの大きな指標となるのは、著作権者の預かり知らぬところで金儲けの手段として利用されてる(⇒著作権使用料が得られない、機会損失による金銭的被害の発生)か、原作に対するイメージ低下(商品としての価値の低下)につながり得るか否か、となるでしょう。

そう考えると、今回のケースとなる偽・最終回の内容は、既にネット上で数年前からそれなりに噂になっていて影響力がプラスの意味で高いと思われる二次創作物である為、法的にはアウトであっても原作に対して金銭的な被害を与えない為、好意的に解釈すれば知的財産の侵害に当たらず、この作品が発表されるというイベントのみでは著作権者からの警告は発生するとは考えにくい。
(厳密に言えば、二次創作物が発表され、他者に評価された時点でその評価がプラスであれマイナスであれ原作に影響を与える、すなわち二次創作物が原作に対する評価を改変させるため、侵害していると考えることが可能。
まぁ現実問題としていい評価になるのに著作権侵害だ!と訴えるのは、経済的影響が発生しない限りにおいては侵害を訴える必要性は殆どない。)

つまり、問題となるのは二次創作物作者が、当該出版物の委託販売を行っていたと言う事実。
販売と言う形態での配布を行っている以上、金銭目的であることは状況的に明白である為、この点がアウトになってしまいます。
これは法的にも、概念としても明らかに知的財産権の侵害に該当すると言えます。謝罪と売上金の一部支払いですんで運が良かったとすらいえますねぇ。

他人の土俵でちゃっかり金儲けをする手法という意味ではRMT業者にも通じる所はありますねw

【著作権者の権利行使の正当性】
原作を使われている側からの視点で言えば、自分が権利を保有している作品の派生物が許可なく製作され、それが金儲けの手段に使われている場合、その利益が著作権者に配賦され得ない訳ですから、その権益を奪われる事になります(知的財産権の侵害)。そのような事態となるならば、その相手を潰しておきたい(または利用しておきたい)と思うのは道理。

同人活動を継続するにあたっての必要最低限レベルの価格を、二次創作物に対してかける程度であれば笑って許せるんだろうけどねぇw
それでも人気が出てしまった場合には売上額が大きくなって目をつけられるので、収支を明確にして利益目的ではないことをしっかりと明示しておけるようにするのが確実でしょうw

個人的には著作権者から許可を得ないで作成した二次創作物を、利益目的で販売することにより大成した同人成金がいたとして、それを潰すというのなら十分ありだと思いますw

と言うわけで、二次創作物の扱いについては要注意ですね。

【余談 (ただし、実はこちらが本記事の主体w)】
ここからは余談ですが、上記観点から考えるとyahooででてきた記事タイトル(実際の記事の作成元はどこか良く知らんけど)『「ドラえもん」最終話、勝手に作る=出版の37歳男性が謝罪』は、
この問題の本質が、二次創作自体を問う所にあるものではないと考えられるので、不適切なタイトルであると言えます。
問題なのは勝手に作った事よりも、「勝手に儲けやがった」「原作のイメージ(ドラえもんの最終回に関して大きな反響となった)」ことに怒っている点でしょう。
(著作権の違反を基軸とした論法での追求となったでしょうから、この段階で小学館や藤子プロが二次創作を容認する発言が出るとは考えにくく、故に著作権が問題となっていると感じる人がいるかもしれませんが、それは本質ではない。)
むしろ、ドラえもんの商品価値そのものは、どちらかというと高まる部類に属す結果に繋がると思います。(擁護でもないですが、客観的にみてその質は原作の評価をマイナスにするものではない。)
という訳で、記事の書き方から言えば、二次創作物にあたる当該創作物を、二次創作物作者が利益目的で出版したことをズームアップしておくべきでしょう。

よって、今事件について、最終回を勝手に作った事自体を非難する事は筋が通りません。
そもそも、世にはびこる多くのものは何らかの模倣であることは多い。最終回を空想してそれを形にした所でそれ自体が罪となる方がおかしい。

例えば、気に入ったキャラクターの絵を、原作に出てきたことのないポーズや服装を空想し描く事と本質的に同じです。
原作にはそんな描写は一度も出ていないわけですし、その作者は原作の著作者自身ではありませんから、そのキャラクターを題材とした二次創作物となりえます。
では、これを描くだけで罪になるか?と言われれば、恐らくそうはならないでしょう。
このイラストが世に無許可で世に出された時点で、著作権侵害の懸念が生じると思われます。
つまり、「勝手に」創作した事が罪になるか?と言う問いかけはナンセンス。
先にも述べていますが、問題なのはその創作物をどのように扱ったか、どれほどの影響力を与えたかと言う事になります。

と言うわけで、最近の新聞やニュースは問題となる事実を誤認した、もしくは誤認させかねない低レベルな表現をしてるものが多くなってきた気がしますね。
目を引くタイトルや記事を書ければいいや、みたいな感じなのかな。

>藤子・F・不二雄さんの人気漫画「ドラえもん」の最終話を勝手につくって漫画化し、販売した男性(37)が、出版元の小学館(東京都千代田区)と著作権を持つ藤子プロに謝罪し、売上金の一部を支払っていたことが29日、分かった。

勝手にって言葉自体、ニュースとして報道するときの言葉として使用するのはどうかと。
〜最終話を無許可に二次的著作物の作成を行い(漫画化し)、当該著作物の委託販売を行っていた男性(37)が〜
とかの方が正しいと思う。

もっと第三者的な視点で書いてほしいところです。普通の新聞を読んでても、スポーツ新聞みたいな気がしてくる事がある。偏向気味なんですよね。
ニュース番組を見てても、キャスターや司会が主観で話をする事が多くなってきたので、イラつきますね。
朝の、くどい顔の爺さんがズバッとだかなんだか知らんが訳のわからん発言する番組は特に嫌いです。司会は可能な限り中立であるべきでしょう。コメンテーターなら全然OKだと思うけど。

つづきはこちら

全国学力テスト差し止め請求ねぇw

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070416-00000105-mai-soci

※自分は専門家でもないし、別にしっかりと法律勉強した覚えもないので、ツッコミは無しでお願いします。ツッコミ入れられても回答のしようがありません。
FFとは関係ない記事。
なんだか面白い記事があったので、ナントナクかいてみた。
ぶっちゃけどうでもいい話なんだけどねぇw

全国学力テストを実施することになったついてちょっとだけ調べてみた。
【背景】
?学校教育の現状や課題について把握する必要性がある。
?国際学力調査の結果にみる学力や学習意欲の低下する傾向
?義務教育の質を保証する仕組みの構築の要請

【テストの目的】
?日本の義務教育の機会均等と水準向上の為
?各教育委員会や学校等が、全国的な状況との関係において教育の結果を把握し、改善を図る為

【調査内容】
?教科に関する調査
?生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査

要するに
「世界からみて日本の学力は落ちてきていて、それを改善するような要望がある。だから教育の場である学校の問題点を日本全体で調査した結果と比較して見直そう」
と言うことですよねぇ。
至極当たり前のことを言ってるように思います。

また、調査内容も、
国語、算数(数学)と言った実生活に必要な知識の習得状況の把握と、
学生の学習意欲や運動能力といった環境や学生の知能部以外の能力調査
と言うことらしいので、こらまた当たり前のことを調査しよう言ってるだけと思います。

最近教育が問題視されてる中で、現在の日本の学力レベルがどの程度あって、自分の地域がその水準と比べてどの程度良いのか悪いのかを調べるのは実施して然るべきでしょう。

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